カフェなんて好きじゃなかったのに

ステキなカフェやコーヒーに関することなら何でも紹介します。

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バリスタに大人気! フルーティなケニアコーヒーについて学ぼう。『土屋浩史先生のカッピングセミナー』

FBCインターナショナルさんにて行われたコーヒーセミナー、
『土屋浩史先生のカッピングセミナー ケニア編』に行ってきました。
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※カッピングについては以前の記事「カッピングセミナーのススメ」(http://ecafesupply.blog.fc2.com/blog-entry-4.html)を参照

前半は座学。
以下に要点をまとめてみました。


①ケニアとは
・東アフリカの中でもかなり発展している国


②農園について
・首都ナイロビ付近は大農園が中心
・ナイロビの北にあるニエリ付近は小農園が中心
※小農園のほうが個性的な豆が多い


③味わいについて
・一言でいえばフルーティ
※日中の寒暖差が激しいので、日中はよく光合成をし、夜は光合成で得た栄養を一気にたくわえようとする。なので豆まで果実のようになる


④収穫について
・収穫期は年2回
・メインクロップは9~1月、サブクロップは5~7月
※メインクロップ=メインの収穫期に取れる豆、サブクロップ=メインに次ぐ収穫期に取れる豆

Qなぜケニアのコーヒー豆は収穫期が2回あるのか?

Aケニアをはじめ赤道直下にある農園には雨季と乾季が1年に2回やってくるので、収穫期もそれに応じて2回あります。中南米は1年間に雨季、乾季が1回ずつしかやってこないので、収穫期は1年に1回です


⑤処理工程について
・ウォッシュドがほとんど。ナチュラルは全体の10%程度
・アフリカンベッドで天日乾燥
※アフリカンベッド:スペシャルティコーヒー用に開発されたといわれている乾燥棚。木や金属製の枠を作って、そこに網のネットを張った構造
※南米のように地面で乾燥させない→足で踏むこともないので、豆を痛めずに乾燥できる
・南米に比べると選別がしっかりとされている
(収穫する時、精製する時、生豆に仕上げる時、機械だけでなく人の手を使って徹底的に選別しています)

Qなぜ人の手を使い、徹底的に選別することができるのか?

Aアフリカは中南米に比べ人件費が安いから


アフリカの農園の人たちは自分たちのコーヒーの価値、
コーヒーが高く売れていることすら知らない人も多いそうです。

いろいろと考えさせられますね。
やっぱり価値のあるものにはしっかりとお金を払わなければならないってことなんだと思います。
(農園で働く人たちに適切な賃金を届けなくてはいけないということ)


⑥グレードについて
・AA、AB、C、E、TT、T、PBの7グレード
・中南米でのグレードは標高の高さで決まるが、ケニアでは豆の大きさで決まる


⑦流通方法について
・オークション形式(毎週火曜に開催)
・輸出業者は同グレードの豆をブレンドして、輸出ロットを作り、オークションにかける
※輸出業者の腕(いい豆を適正価格で仕入れ、きちんとブレンドする技術)が問われる仕組み
・超高品質なコーヒーはブレンドせずにファクトリー名(農園名)でオークションにかけず直接輸出できる
※2006年よりこの直接取引がスタート


⑧近年のケニアコーヒーについて
・スペシャルティコーヒー産業の成長に合わせて需要が拡大
・バリスタに大人気で、2011年のブリュワーズカップ(SCAA:米国スペシャルティコーヒー協会主催の大会)では決勝進出者のほとんどが使用
・超高品質なケニアコーヒーの価格がとても上がっている


後半はカッピング。
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1ラウンド目はケニア、タンザニア、エチオピア、メキシコの4種の豆、
2ラウンド目は、ケニアの豆のみ4種。

フルーティなケニアの豆ですが、
オレンジのようだったり、
グレープフルーツのようだったり、
ベリーのようだったり、
ひとくちにフルーティといっても、
いろいろなフレイバーがあるなぁと感心させられました。

コーヒーの味をうまく表現するために、
フルーツを食べるときももっと集中して、楽しみながら食べないとなと強く感じました。

また、
セミナー後にFBCさんが新たに作成した、
有田焼 オリジナル カップ&ソーサーを拝見させていただきました。

どん! こちら。
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左がその新商品(デミタスカップ)。

実際に持ってみたのですが、
持ち応えが全然違います。

とっても安定する。

陶器のカップって持つと、重くて傾いてしまいますよね。
手首と指に力を入れれば保つこともできますが、あれはなかなかツライ…。

でも、これはあまり傾きません。
ちょっと力を入れれば簡単に平行に持てる。

よ~く持ち手を見比べてください。
左は人差し指を入れる箇所がまんまるで、とっても収まりやすい。
さらに、その下には中指をキレイに合わせることができるくぼみがあるんです。

この指や手首の力が分散しない形状が、
あまり力を入れずとも安定して持つことができるようにしているんですね。

あととっても色艶がよかったです。
色に深みがありました。
さすが有田焼。

商品の詳細はこちらのFBCさんのブログに載っていますー。
http://ameblo.jp/fbc-intl/entry-11535716176.html

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アラビカ種発祥の地! エチオピアのコーヒーについて学ぼう。『土屋浩史先生のカッピングセミナー』

コーヒー関連の器具を販売しているFBCインターナショナルさんにて行われたコーヒーセミナー、『土屋浩史先生のカッピングセミナー 産地編 エチオピア』にお邪魔しました。
※カッピングについては以前の記事「カッピングセミナーのススメ」(http://ecafesupply.blog.fc2.com/blog-entry-4.html)を参照

生豆の輸入販売に加え、各種セミナー等で教育活動や技術指導なども行っているカフェプントコムの土屋浩史先生からエチオピアのコーヒーについていろいろと教えていただきました。

前半は座学。
以下に要点をまとめてみました。

①エチオピアとは
●コーヒーの世界総生産量の約70%を占めるアラビカ種発祥の地
●東アフリカ
●人口・・・7190万人
●雨季と乾季がはっきりしている・・・小雨季(2月~5月),大雨季(6月~9月),乾季(10 月~1月)
●共産政権
●世界最貧国のひとつ
●言語・・・メインはアムハラ語、英語
●アフリカ最古の独立国・・・1936年イタリアに併合されたが41年独立を回復
●神の国
・世界の中で最も歴史あるキリスト教王国
・シバ王国の所在地とされる(イエメン説もある)
・アークの伝説・・・十戒が刻まれた石板を収めた箱・アークはエチオピアに眠っているとされる
・キリスト教と同じくらいイスラム教の信者もいる
・最初の人類とされる化石(通称:Lucy)はエチオピアで発見された

②生産地
●シダモ
●イルガチェフ
●ジマ、カッファ(ともに南西部)・・・カフェの語源はこのカッファとされる
●イルバボール
●レケンプティ
●ハラー

③コーヒーの生産の流れ
生産者→仲買人(集荷人)→加工業者→E.C.X→輸出業者→買い手

④E.C.Xとは?
●E.C.X=エチオピア商品取引所
●4%にも満たないスペシャルティコーヒー(素晴らしい風味特性を持ったコーヒー)を流通加速させるより、コーヒー全体の価格を上げることを目的に2008年に発足。エリアごとに、スペシャルティコーヒーも普通のコーヒーも一緒くたにブレンドしてしまう制度を敷いてしまう。これにより輸出するコーヒー豆全体の質は上がったが、個性的な風味を持ったコーヒー豆の市場の多くが失われる。また、E.C.Xが売り上げを搾取するために、生産者たちも苦しんでいる
●E.C.X発足以前はオークション制で輸出業者がスペシャルティコーヒーを競り落とすことができた

⑤エチオピアの豆が高品質な理由
●コーヒー豆の処理法がウォッシュド(水洗式)だけじゃなく、ナチュラルがある
・ウォッシュド・・・果皮と果肉を機械で除去した後、水につけて発酵させる事によってほぼ完全に果肉を除去する方式。すっきりと清涼感のある味が特徴。混入物が少ないので比較的コーヒーの品質を一定に保つ利点がある。
・ナチュラル・・・天日干しにして果皮と果肉を乾燥させた後に、機械で果肉を除去する方式。ほどよい酸味と苦みがあり、飲んだ後にボディ感が残る。豆本来の自然な味が生かされる。
●工業化(大量生産化)が進んでない。工業化が進むとさらに個性が失われ、画一的な味になってしまう。
●人件費が中南米よりアフリカのほうが安いので、選別に力を入れることができ(人数、時間を割くことができ)、選別の精度がとても高い

⑥最近の話題
●エチオピアはハラー、シダモ、イルガチェフの品種名を商標登録しようとしたが、アメリカコーヒー業界は反発。これは使用にあたっては商標使用権料が発生するのをアメリカ側が恐れたため。しかし、エチオピア政府の主張が通り、2007年に商標登録された
●日本でも2005年に商標登録が申請されたが、全日本コーヒー協会が「これらは産地名であり、商標法規定上、商標の登録はできない」として無効を請求。だが、2010年にエチオピア側の主張が通り商標登録された
●日本の基準が厳しすぎることもあり、2008年の農薬残留問題の影響でエチオピアのコーヒーは入手が難しい状況が続いていたが、じょじょに良質なエチオピアコーヒーが輸入できるようになってきた

後半はカッピングです。

カッピングした豆たち。
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カッピングの模様。
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いやーもうすべてがフルーティ!
これぞサードウェーブという感じでした。
どれも酸味が明るかったのですが、
それを包み込むような甘みもしっかりと感じることができました。

カッピング終了後、
FBCさんのご好意により、
カッピングで使ったエチオピアの豆で淹れたエスプレッソ&カプチーノをいただいちゃいました。
酸味の明るさが反映されたキレのあるコクが印象的でしたね。

さらにエスプレッソをソーダで割ってフルーツシロップを投入したものもいただいちゃいました!
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豆の持つフルーティな味わいがシロップでさらに増し、
ソーダが清涼感、さわやかさをもたらし、
かつエスプレッソのコクもしっかり生きた至極のコーヒードリンクでした。

コーヒーにはこんな楽しみ方もあるんですね。
うーん奥が深いです。

「カフェ・喫茶ショー2013」で開催された「STREAMER COFFEE COMPANY」代表、フリーポア ラテアートワールドチャンピオン・澤田洋史さんの講演会に行ってきました

日本初のカフェ・喫茶店に関する食材・設備・サービスが一堂に集まる専門展「カフェ・喫茶ショー2013」に行ってきました。

お目当ては下記のセミナーを受けるため。

■セミナータイトル
「アジア人初のラテアート世界チャンピオンが作り出す新しいバリスタの可能性とは」


■講師
STREAMER COFFEE COMPANY 代表
フリーポア ラテアートワールドチャンピオン
澤田 洋史氏


そう、ラテアートの世界チャンピオンに輝き、
現在は渋谷や原宿に店舗を構える「STREAMER COFFEE COMPANY」さんのオーナーバリスタとして活躍されている澤田さんの講演会です。
とてもすてきでタメになるお話を聞けたので、
下記に書ける範囲で印象にのこったお話を記しておこうと思います。

①カフェ・コーヒーとの出会いから現在まで
・語学を勉強するためにシアトルの大学に通っている時のこと。いつも大学の宿題を大手チェーンのカフェでやっていた。ある日雨が降っていたこともあり、近くの個人経営のカフェに行くことに。そしてそこでカフェラテを飲むと、もうそれがとんでもなくおいしかったんです。そして、それからそのカフェは宿題をやるための場所ではなく、カフェラテを飲む場所になり、どんどんエスプレッソドリンクにのめりこんでいきました。そして、ラテアートに感動し、そこのスタッフさんにラテアートを教えてもらうことになったんです。
※シアトルでは10年くらい前からすでにウェーブを使ったラテアートがあったそうです。すごい・・・



その後、バリスタとしての修行を積み2008【FreePourラテアートワールドチャンピオン】に輝く



その実力が認められさまざまなメディアで取り上げられます
・McCaféの広告に自身が描いたラテアートが使用される
・国際的有力コーヒー専門誌「バリスタマガジン」(米国発行)でアジア人初の表紙を飾る
・世界の頂点を極めた日本人 Newsweek 日本語版の表紙に登場


●おもしろかったこぼれ話
・シアトルのカフェでは午前中がいちばん忙しい。なので、バリスタの1軍は午前中しか出勤しない。技術、スピード、会話力、反射神経などを兼ね備えているバリスタしか午前中は乗り切れないからです。午後からは2軍のバリスタが交代でやってくる。だから1軍のバリスタが淹れた本当においしいコーヒーは午前に行かないと飲めないんですよ。また、アメリカはバリスタの地位が確立されているので午前いっぱい働くだけで十分稼げます。バリスタの地位が低い日本ではこうはいかない



②「STREAMER COFFEE COMPANY」をオープンした理由
・海外でバリスタとして活躍し、日本に戻ってきてもコーヒーの仕事をしたいという日本人の友人がいました。彼が、日本でもコーヒーに集中して働ける場所がない。ならば作ろうと思ったんです
・会う人に会う人に「澤田さんのお店ってどこにあるんですか?」と聞かれたのも理由のひとつ
・ラテアートが楽しめるお店が日本に全然なかったのもあります



③お店のコンセプト
・注ぎのラテアートの普及です(オープン時)
※当時はラテアートと言えば、カプチーノを抽出したあとにピックや楊枝などを用いて、時間をかけて絵を描いていくイタリア式デザインカプチーノのことだったんです

・西海岸のカフェでする体験を日本でも体験できるカフェにしようと思いました
□ポイント1:コンクリートや鉄などの素材感を出した内装(オープンしてもお店の前を通った方が「いつ工事がおわるの?」と言われたこともありました笑)

□ポイント2:シアトルのカフェではトイレに行くときにお店の人に鍵を渡されるんです(防犯のため厳重な鍵にしている)。西海岸の雰囲気をそのまま持ってきたかったので、ここは日本だけどあえてトイレの鍵を厳重にし、トイレに行く方には鍵を渡すことにしました

※現地の空気を知らないとこういったことはできないかもしれませんね。海外の人が「STREAMER COFFEE COMPANY」に来たときに、「飲む前からここのお店はきっとちゃんとしたエスプレッソドリンクが飲めると直感でわかった」と言われました。日本人が海外の日本食レストランに行ったときにお店の雰囲気で「なんちゃって日本食レストラン」か「ちゃんとした日本食レストラン」か直感でわかるのと同じことだと思います



④お店のターゲット層
・感度のいい方、センスのある方です
(おいしいもの、お店の作り出す世界観などに反応してくれる方)
この方たちに受けいれられれば、この方たちにあこがれる方(感性やセンスを磨きたい方)が、あらたなお客さんとなり、自然とお店と人、人と人のつながりができていくと思います



⑤お店の内装をオープンキッチンにした理由
・安心・安全衛生管理(お客さんの目が自然と入るので常に清潔にしようとこころがける)
・楽しい体験の場とするため(キッチンはバリスタにとってはステージ、お客さまにとってはエンターテインメントそのもの)
※なので商品名の書かれたラップや洗剤のような現実的なものをそのまま置くのはもってほかです
・お客さんに観られることによってスタッフの技術も向上
・できたてのシズル感を表現できます



⑤メニューは絞る

・たくさんのメニューを展開すると負のサイクルに陥りやすいです

売り上げが下がる→メニューを増やす→手間が増える→強いメニューの質やサービスの質が落ちる→何が売りかわからなくなる→売り上げが下がる



なのでメニューを絞らないとダメ。そうすれば、
・そのメニューの質が保てるだけでなく向上していき他店との違い生み出せます
・心の余裕が生まれスタッフもがんばれると思います
・余裕があるとお客様に付加価値をつけやすい。例えばお客さんの好みによって温度を変えるなど。お客さんが気づいていない付加価値をつけることができます



⑥人の育て方
・自分のお店で働いている人たちに言っているのは、別の世界を見て楽しめということ。遊びも趣味もなにもなし、休みの日は寝るだけでは感性が磨かれることはないです。感性は常に磨かないとだめ

以上です。

澤田さんの言葉にはほんとうに力がありました。

志は高く、努力は当たり前のようにし、よく働き、よく遊ぶ、
きっとそのすべてを実践されているからこそですね。

絵に描いたようなかっこいい人。

お話が聞けて本当によかったです。

アメリカのコーヒー事情がまるわかり! 『土屋浩史先生のカッピングセミナー』にお邪魔しました

コーヒー関連の器具を販売しているFBCインターナショナルさんにて行われたコーヒーセミナー、『土屋浩史先生のカッピングセミナー 消費国の動向と最新アメリカ情報』にお邪魔しました。
※カッピングについては以前の記事「カッピングセミナーのススメ」(http://ecafesupply.blog.fc2.com/blog-entry-4.html)を参照
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(上の写真は今回カッピングしたコーヒー豆と受講者がカッピングしている様子を撮影したものです)

生豆の輸入販売に加え、各種セミナー等で教育活動や技術指導なども行っているカフェプントコムの土屋浩史先生から、アメリカのコーヒーの歴史、現在の情勢をうかがうことができました。



講義内容を私見をふくめて以下の通り簡単にまとめてみました。


①いまや世界の主流となっているアメリカのコーヒーシーン。その歴史は大きく3世代にわけられる

●第1世代(1770~1980年ごろ)…“アメリカンコーヒー”を飲んでいた世代

・1773年のボストン茶会事件を境により多くの人がコーヒーを飲み始める

・年を重ねるごとに増大するコーヒー需要に応えるため、コーヒー豆を大量に生産する技術、コーヒー豆を包装する技術が進化

・全世界的に市場を拡大していくが、儲けを優先し、味や品質は二の次、何よりも低価格であることが問われる時代へ突入

・粗悪な“アメリカンコーヒー”が出回ることに

・アメリカンコーヒーの粗悪な味、さらにはコーヒーが不健康なものだという偽りの噂などにより、若者のコーヒー離れが進む。

・消費者に質のよいコーヒーを提供し、第一世代からの脱却をはかろうとするスターバックスコーヒー、ピーツコーヒーなど、シアトル系コーヒーがこの時期に誕生する。



●第2世代(1980~2000年ごろ)…シアトル系コーヒー世代


・シアトル系コーヒーの代表格・スターバックスなどの力により、スペシャルティコーヒーがドリンクビジネスとして大きく成長

・1982年には質の良いコーヒーの基準作りのためにアメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)が組織される。これによりスペシャルティコーヒーの認知度が上昇

※シアトル系コーヒーとは?
スペシャルティコーヒーを深煎りで提供。
カフェラテを中心に、エスプレッソ系アレンジコーヒーで人気を集める。



●第3世代(2000年代~)…第2世代から生まれたコーヒーのおいしさや飲む環境をさらに追求しようとする世代。この世代の躍進、ムーブメントを「サード・ウェーブ」と呼ぶ。豆の個性に合わせた焙煎&抽出方法にも第2世代以上に徹底的にこだわっている。


※第3世代の特徴
・スターバックスやタリーズのような大型チェーン店ではなく、比較的規模の小さなコーヒーショップ
・コクや苦味を楽しむ深煎りコーヒーではなく、酸味や甘みなど繊細な味わいを楽しむ浅煎りコーヒーが主流

◎考察
・アメリカの流行は日本にも必ずやってくるので、これからは日本でも浅煎りのコーヒーが大きな盛り上がりをみせるはず(すでに盛り上がっていますが…)



②日本との違い

●コーヒーを買う場所&飲む場所
・アメリカ…コーヒースタンドやカフェなどで買って飲む人が多い。
・日本…コンビニで缶コーヒーを買って飲む人やインスタントコーヒーを買って家で飲む人がまだまだ多い。

◎考察
アメリカではコーヒーはコーヒースタンドやカフェで飲むもの。
コーヒーといえばスペシャルティコーヒー。
そのような考えが浸透している。
でも日本では缶コーヒーやインスタントコーヒーがまだまだ主流。

アメリカで個人店を営むのはマーケットが大きいので比較的うまくいく可能性が高い。
日本はアメリカに比べてマーケットが小さいので個人店を営むのはなかなか難しいが、マーケットは拡大していくはずなので状況はよい方向に変わっていく可能性もある。

◎余談
先日、日経MJの記事を読んだのですが、
珈琲工房HORIGUCHIが主催したカッピングセミナーの客層が大きく変化しているとのことでした。
2002年の開始当初は参加者の約4割がカフェ開業志望者だったのが、いまはなんと9割の参加者が趣味!
また、東急ハンズも抽出機やミルなどコーヒー関連の商品の売り上げが昨年に比べて5割増とのことで、珈琲にこだわる人が増えていることは確実です。



③スペシャルティコーヒーの聖地と言われるシアトルとは?
・雨が多く、涼しい気候→温かいラテが飲みたくなる気候
・朝も早い→温かいモーニングコーヒーを飲みに朝6時の時点で各コーヒースタンド&カフェに多くの人が並んでいる
※シアトルの人たちが朝早くから活動するのはなぜか? それは東海岸エリアと西海岸エリアに3時間の時差があるため。たとえばシアトル(西海岸)が朝6時の時、ニューヨーク(東海岸)は朝の9時。アメリカ人は東海岸の時間を軸に活動するので、シアトルの人たちは東海岸の人たちに合わせて朝早くから活動することになります
・アメリカの住みたい街ランキングTOP5に入る人気の街


④アメリカのコーヒーシーンを語る上ではずせないショップ

●シアトル系
・Seattle's Best Coffee(シアトルズ・ベスト・コーヒー)…シアトル系コーヒーの草分け的存在。シアトル系コーヒーのコンテストで1位となり名をはせる

・Monorail Espresso(モノレール・エスプレッソ)…シアトル系コーヒーの草分け的存在。移動式カフェからスタート。現在は一間ほどのカウンターで営業。小規模な店舗だが行列が絶えない

・Espresso Vivace(エスプレッソ・ヴィヴァーチェ)…ラテ・アートをシアトルのカフェで初めて取り入れたと言われている

・15TH AVE COFFEE & TEA(フィフティーンス・アベニュー・コーヒー&ティー)…スターバックスが地域に根ざした経営を目指すという新コンセプトで運営するカフェ。2009年オープン。アルコール類も販売され、チーズも楽しめる

・ Roy Street Coffee And Tea(ロイ・ストリート・コーヒー&ティー)…スターバックスが地域に根ざした経営を目指すという新コンセプトで運営するカフェ。2009年オープン。フラペチーノ類はいっさい置いていない


●サード・ウェーブ系
・STUMPTOWN COFFEE ROASTERS(スタンプタウン コーヒー ロースターズ)…拠点はオレゴン州にあるポートランド。パブリックカッピングを始めたのはこのショップと言われている

・Intelligentsia(インテリジェンシア)…拠点はロサンジェルス。サード・ウェーブの草分け的存在

・Counter Culture Coffee(カウンター・カルチャー・コーヒー)…拠点はノース・キャロライナ州。下北沢の人気コーヒースタンド「BEAR POND」のオーナー・田中さんは、このカウンターカルチャー・コーヒーで修行し、バリスタ認定証を取得

・Gimme! (ギンミ!)…拠点はニューヨーク。サード・ウェーブの草分け的存在。「BEAR POND」のオーナー・田中さんはこの店でバリスタとして活躍されました

・Ritual Coffee Roasters(リチュアル・コーヒー・ロースターズ)…拠点はサンフランシスコ。次世代ウェブの担い手たちのたまり場になっている

★おまけ★
STUMPTOWN COFFEE ROASTERS(スタンプタウン コーヒー ロースターズ)で働く人たちを撮影した動画がすてきだったのでここに貼っておきますね。
アメリカ人は魅せ方がほんとに上手だなと思わず唸ってしまいます。



講義の後は恒例のカッピング!
今回は、
1回目が「第1世代から第3世代のコーヒーを比べる」
2回目が「第3世代のさまざまなコーヒーを楽しむ」
という構成。

コーヒーがいかに進化し、多様性を持つようになったかを体感できるとても有意義なカッピングでした。

FBCインターナショナルさんで開催! ゲイシャも登場した土屋浩史先生のカッピングセミナーにお邪魔しました!

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コーヒー関連の器具を販売しているFBCインターナショナルさんにて行われたコーヒーセミナー、『土屋浩史先生のカッピングセミナー from seed to cup 種子からカップまで』にお邪魔しました。

生豆の輸入販売に加え、各種セミナー等で教育活動や技術指導なども行っているカフェプントコムの土屋浩史先生から、コーヒーの産地の様子、精製方法、焙煎方法などを学ぶことができました。

※セミナーの詳細はFBCさんのブログをご確認ください

FBCさんのブログ

詳しいセミナーの内容はここでは割愛させていただきますが、印象にのこったお話をメモもかねて記しておこうと思います。

○コーヒー豆の産地に買い付けにくるバリスタさんが増えてきている

○いまだにコーヒーは健康に悪いものと考える人が意外と人が多い。コーヒーは健康にいいものという事実をコーヒー業界にいる方は浸透させないといけない

○産地に買い付けに行くときは、コーヒー農園だけを見てもその豆に対するイメージはあまりわかないので観光もきちんとしている

○コーヒーを生産している人たちは賃金についてなどいろいろな不安を抱えながらやっているが、消費は順調に増えている。生産と消費のバランスがくずれてきている

などなど、現場で、そして第一線で活躍している方だからこそできる話をたくさん聞くことができました。

今回も前半はモニターを使った授業、後半はカッピングという構成でした。
(写真はカッピングの様子)

カッピングでゲイシャを数ヶ月ぶりに飲んだのですがやっぱりおいしかったー。

個性的で華がある。

土屋先生が「ゲイシャをアンジェリーナ・ジョリーと表現した人がアメリカのコーヒー関係者にいました(笑)」とおっしゃていたのに妙に納得。

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