カフェなんて好きじゃなかったのに

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アラビカ種発祥の地! エチオピアのコーヒーについて学ぼう。『土屋浩史先生のカッピングセミナー』

コーヒー関連の器具を販売しているFBCインターナショナルさんにて行われたコーヒーセミナー、『土屋浩史先生のカッピングセミナー 産地編 エチオピア』にお邪魔しました。
※カッピングについては以前の記事「カッピングセミナーのススメ」(http://ecafesupply.blog.fc2.com/blog-entry-4.html)を参照

生豆の輸入販売に加え、各種セミナー等で教育活動や技術指導なども行っているカフェプントコムの土屋浩史先生からエチオピアのコーヒーについていろいろと教えていただきました。

前半は座学。
以下に要点をまとめてみました。

①エチオピアとは
●コーヒーの世界総生産量の約70%を占めるアラビカ種発祥の地
●東アフリカ
●人口・・・7190万人
●雨季と乾季がはっきりしている・・・小雨季(2月~5月),大雨季(6月~9月),乾季(10 月~1月)
●共産政権
●世界最貧国のひとつ
●言語・・・メインはアムハラ語、英語
●アフリカ最古の独立国・・・1936年イタリアに併合されたが41年独立を回復
●神の国
・世界の中で最も歴史あるキリスト教王国
・シバ王国の所在地とされる(イエメン説もある)
・アークの伝説・・・十戒が刻まれた石板を収めた箱・アークはエチオピアに眠っているとされる
・キリスト教と同じくらいイスラム教の信者もいる
・最初の人類とされる化石(通称:Lucy)はエチオピアで発見された

②生産地
●シダモ
●イルガチェフ
●ジマ、カッファ(ともに南西部)・・・カフェの語源はこのカッファとされる
●イルバボール
●レケンプティ
●ハラー

③コーヒーの生産の流れ
生産者→仲買人(集荷人)→加工業者→E.C.X→輸出業者→買い手

④E.C.Xとは?
●E.C.X=エチオピア商品取引所
●4%にも満たないスペシャルティコーヒー(素晴らしい風味特性を持ったコーヒー)を流通加速させるより、コーヒー全体の価格を上げることを目的に2008年に発足。エリアごとに、スペシャルティコーヒーも普通のコーヒーも一緒くたにブレンドしてしまう制度を敷いてしまう。これにより輸出するコーヒー豆全体の質は上がったが、個性的な風味を持ったコーヒー豆の市場の多くが失われる。また、E.C.Xが売り上げを搾取するために、生産者たちも苦しんでいる
●E.C.X発足以前はオークション制で輸出業者がスペシャルティコーヒーを競り落とすことができた

⑤エチオピアの豆が高品質な理由
●コーヒー豆の処理法がウォッシュド(水洗式)だけじゃなく、ナチュラルがある
・ウォッシュド・・・果皮と果肉を機械で除去した後、水につけて発酵させる事によってほぼ完全に果肉を除去する方式。すっきりと清涼感のある味が特徴。混入物が少ないので比較的コーヒーの品質を一定に保つ利点がある。
・ナチュラル・・・天日干しにして果皮と果肉を乾燥させた後に、機械で果肉を除去する方式。ほどよい酸味と苦みがあり、飲んだ後にボディ感が残る。豆本来の自然な味が生かされる。
●工業化(大量生産化)が進んでない。工業化が進むとさらに個性が失われ、画一的な味になってしまう。
●人件費が中南米よりアフリカのほうが安いので、選別に力を入れることができ(人数、時間を割くことができ)、選別の精度がとても高い

⑥最近の話題
●エチオピアはハラー、シダモ、イルガチェフの品種名を商標登録しようとしたが、アメリカコーヒー業界は反発。これは使用にあたっては商標使用権料が発生するのをアメリカ側が恐れたため。しかし、エチオピア政府の主張が通り、2007年に商標登録された
●日本でも2005年に商標登録が申請されたが、全日本コーヒー協会が「これらは産地名であり、商標法規定上、商標の登録はできない」として無効を請求。だが、2010年にエチオピア側の主張が通り商標登録された
●日本の基準が厳しすぎることもあり、2008年の農薬残留問題の影響でエチオピアのコーヒーは入手が難しい状況が続いていたが、じょじょに良質なエチオピアコーヒーが輸入できるようになってきた

後半はカッピングです。

カッピングした豆たち。
R0012577.jpg

カッピングの模様。
R0012579.jpg

いやーもうすべてがフルーティ!
これぞサードウェーブという感じでした。
どれも酸味が明るかったのですが、
それを包み込むような甘みもしっかりと感じることができました。

カッピング終了後、
FBCさんのご好意により、
カッピングで使ったエチオピアの豆で淹れたエスプレッソ&カプチーノをいただいちゃいました。
酸味の明るさが反映されたキレのあるコクが印象的でしたね。

さらにエスプレッソをソーダで割ってフルーツシロップを投入したものもいただいちゃいました!
R0012582.jpg
豆の持つフルーティな味わいがシロップでさらに増し、
ソーダが清涼感、さわやかさをもたらし、
かつエスプレッソのコクもしっかり生きた至極のコーヒードリンクでした。

コーヒーにはこんな楽しみ方もあるんですね。
うーん奥が深いです。

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履歴書の挨拶状 says... ""
とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
2013.06.09 12:01 | URL | #- [edit]

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